ドイツの大学の出願条件について

ドイツの大学で勉強するメリットは沢山あります。
一部の州を除き学費が無料なので、お金を使わずに勉強できることに加え、ドイツ語と英語をレベルアップすることができます。
高校を卒業した後、出願要件を満たしていない場合、3つの方法で出願条件を満たすことが可能です。
ドイツ留学は無理かもしれないとあきらめている方、まずは以下の入学方法をご確認ください。

方法1: センター試験

ほとんどの留学生は,方法1でドイツの大学に入学することができます。
センター試験を受験し、希望の学部に必要な科目を62%以上を取得すると、出願の際にセンター試験の成績を直接提出することが可能です。
62%が取れなかった科目は、残念ながら提出することができません。

例:

センター試験結果: 政治・経済 75%、英語 46%、世界史 62%、化学 59%

入学できる学部:
経済学部、経営管理学部、観光管理学部、ロジスティクス学部、制御学部、ヨーロッパ歴史学部、アメリカ歴史学部

入学できない学部:
英語研究学部、化学学部、化学技術学部

※国語、英語、数学、理科を(一科目以上を高校で3年間)履修していなければ、この方法でドイツの大学に入学することはできません。

 

方法2: 一年間日本の大学に通う

1年間日本の大学に通い、35単位以上を取得すると、直接ドイツの大学に入学することができます。
日本で履修した専門と、ドイツで学びたい専門が同じ・又は似ている学部でないと、方法2でドイツの大学に入学することができません。

例:

年間日本の大学で勉強した専門 (35単位): 理学部

入学できる学部:
化学部、物理学部

入学できない学部:
経済学部、経営学部、歴史学部、ドイツ語学部

 

方法3: 短期大学に通う

日本で短期大学を卒業した場合、ドイツの大学に入学することができます。

短期大学で勉強した専門と、ドイツで学びたい専門が同じ・又は似ている学部でないと、方法3でドイツの大学に入学することができません。

専門が違う学部に進学したい場合は、大学で勉強する前に大学付属の「Studienkolleg」に通うことになります。

 

 

例:

短期大学で勉強した専門: 工学部

直接入学できる専門:
工学部、情報科学部、コンピューター言語学部

入学前、「Studienkolleg」に通うべき専門:
経済学部、経営学部、歴史学部、英語学部

 

ドイツの大学に入学できるか分からない方、入学条件を満たしているか知りたい方

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