「物価」は一つの数字で表せない
毎月必要なお金は、住む都市、部屋のタイプ、食事の仕方、通学経路によって変わります。旧サイトに掲載されていた家賃や食品価格は、掲載時点の例として歴史資料に残し、現在の予算には使いません。留学の検討では、今利用できる住まいとコースの条件を土台にします。
大学生向けの一般的な生活費データも、語学学校に通う人の実際の費用と同一ではありません。参考資料の対象と時点を確認して使いましょう。
DAADの生活費案内 ↗最も差が出やすい住居費
家賃を見るときは、部屋そのものの金額だけでなく、水道・暖房・電気・インターネットなどが含まれているかを確認します。敷金や契約期間、退去時の条件がある場合もあります。レジデンス、ホストファミリー、シェア・個室、アパートを同じ項目で比較してみてください。
学校の近くに住むか、交通を使って通うかも月々の支出に影響します。安い家賃だけで決めると、移動の時間や交通費を見落とすことがあります。
滞在方法を見る ↗食事、通信、保険、日用品を積み上げる
自炊中心か、外食が多いかで食費は変わります。ホームステイでは食事が含まれる場合もありますが、回数や条件を確認する必要があります。通信費、保険、教材、衣類、日用品などは、一件ずつは小さくても毎月の予算に加えたい項目です。
都市や滞在期間によって必要な契約も異なります。古い記事にあった携帯電話・テレビ受信料の定額例をそのまま現在の家計表へ転記しないでください。
見積もりを読むための小さな表を作る
授業料、住居費、食費、交通、保険、通信、個人の支出を行にして、月ごとに記入します。初月だけ発生する費用と、毎月発生する費用を分けると、現金が必要な時期も見えます。予備費も別に置いておくと、条件変更に対応しやすくなります。
候補の街が複数あるなら、同じ項目で比較しましょう。費用だけでなく、通学時間や自分に合う生活環境も一緒に見るのが現実的です。
- 初回に必要な費用
- 毎月固定でかかる費用
- 生活スタイルで変わる費用
- 余裕として確保する費用
食費を、買う場所と暮らし方から見積もる
食費はスーパーでの買い物と外食を分けて考えます。自炊の回数、学校や住居の台所が使えるか、ホームステイで食事が含まれるかによって実際の支出は変わります。週に何回外で食べるかを自分の生活に当てはめて試算すると、全国平均の数字を写すより役に立ちます。
到着直後には日用品や調味料を揃える出費もあります。月々の平均だけでなく初月の負担を別に記録してください。
移動・通信・保険の見落としを防ぐ
住まいが学校から遠ければ、家賃が低くても交通費と移動時間が増えます。通学経路、運賃制度、滞在中にどれほど市外へ出かけるかを分けて考えましょう。都市によって移動手段や生活圏は異なります。
携帯電話は滞在期間、データ量、解約条件を比較します。保険は価格だけでなく補償内容と開始日を見ます。テレビ受信料など、住居に関わる負担が発生する場合は、契約書と現地の公式説明で確認してください。請求時期も合わせて確認すると、初月に必要な現金を見積もりやすくなります。
二つの都市を同じ条件で比べる
物価表の都市ランキングだけでは、自分の出費は分かりません。通学先の周辺で住まいが見つかるか、自転車や公共交通を使うか、食事をどこで取るかを同じ条件で比べます。家賃が安く見えても、移動や食事の条件が違えば総額は逆転します。
候補の都市が二つあるなら、同じ滞在期間と住まいタイプで見積もりを並べ、未確認の項目を明記しましょう。学校の見積書で含まれているものと、現地で自分が手配するものを分けると、比較の前提がそろいます。
現在の条件で確認する
一般的な費用記事は、計画の項目を知るのに役立ちます。申し込みの判断には、希望する学校・コース・時期の見積もりと、実際に利用できる部屋の条件を確認してください。
留学費用の考え方 ↗